「服従するな」と「スプーンダンス」Bellydance Daiary

Ruhani Bellydance Diary
★ベリーダンスを通して日々感じることを紹介するルハニ・ベリーダンス・ダイアリー★
9/16(金）セマ・イルディス来日公演が迫ってきました。
ルハニ・ベリーダンス・アーツからはトルコの風いっぱいのショーでお届けします。

そのうちの一つにトルコでも有名なスプーンダンスをルハニスタイルで踊ります。

スプーンダンスをどんな曲で作ろうか思案しているときに、ノーラと長年共演しているババズーラのリーダーであるムラットにおススメ曲を相談してみました。すると、ババズーラの最新曲[Itaat etme]をおススメされました。

英語のタイトルはDo not Obey.　日本語では「服従するな、言いなりになるな」。

曲の内容は、

Main theme seems to be about a relationship from the point of a woman and
it is indeed up onto a certain level. The deeper cut is the critic of the
oppressors in power especially underlining power of women’s rights.　by BaBa ZuLa

日本語訳「主なるテーマは、女性の視線で見た恋愛関係であり、全くのところ、一定のレベルにまで達していると言っていいでしょう。
その裏には、支配層の抑圧者に対する批判が込められ、殊に、女性の権利を強調しています。」

ルハニ・ベリーダンス・アーツにぴったりな曲と内容です。

最近のババズーラのコンサートでもこの曲は世界中で演奏され、各地の観客は盛り上がります。
様々な文化に生きる人々の内なる「服従するな」という尊厳に火が付くのでしょうね。
レストランでふっとスプーンをもって踊れたら、なんて素敵なんでしょう！ということで私はスプーンダンスが好きです。
実際トルコの人々は饗が乗るとテーブルのスプーンを4つ使って踊りだしたりもします。

ベリーダンスはまだまだ中東では娼婦が踊るもの、、、と低く見られたりしますが、私たちはそうは思っていません。
ルハニからはこれらをテーマに、表現はキュートでセクシーで元気、そしてファッショナブルに。女性が元気で自信をもって自分を表現している姿、それこそがセクシーに見えますし、とてもパワフルなもの、そういう意識をもって踊っています。

どうぞお楽しみに！！

レポート映像