レポート フルムーン・リチュアル with Nadia Makhlouf WS 7/15(mon) 開催
7/15(祝・月) 満月前々夜に開催致しました。
フルムーン・リチュアル with Nadia Makhlouf
ご参加頂きました皆様、誠にありがとうございました。
大地と空の間にある私たち、
空に輝く満月を感じ繋がり、
私たちはここに存在し、集うみんなと繋がり、踊る。
ここにあることを感謝する素晴らしいフルムーン・リチュアルでした。
6/29(土) から3週に渡り、来日中のNadia Makhloufよりワークショップ『アラブ世界の聖なるダンス -Sacred Dances of the Arab world』を開催致しました。
スーフィー、モロッコ・ダンス、バラディ・エジプシャン・ダンス、サマーイ・ダンス、全てのワークショップでナディアは私たちは空と大地の間に存在し、また私たちは今ここにある事を感じて踊る事を導いてくれました。
ご参加頂きました皆様、改めてありがとうございました。
ナディアはとても温かい人柄で明るく素敵で、直接会うとみんな大好きになってしまいました。
お土産にモロッコのコインベルトを頂きました。
スタジオのベンジャミンに絡めてデコレーション✨
ワークショップの後は
残ることのできたみんなでお食事。
尽きないダンスのお話し楽しかったです🎵
参加されたM.Tさんより素敵な感想を頂きました。
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始めに、参加者全員で目を閉じ、円を作り座った。この時は、自分があたかも遠い昔、ある満月直前の夜、女性達だけで、火の周りに座っている様な錯覚にとらわれた。Nadiaのやや低い声が、短い言葉を発していく…
呼吸法のレッスンに等しい程の集中的な息の吐き方の指導は、まず、息を吐くから自然に吸うという反応が起きるのだと、説明があった。
如何に息をはくことが大切か。それは、息を吐く事は自分の雑念や迷いを吐きだすこと。それらを吐き出す事は、自身を解放するに事になる。
そして吸う時は、たくさんでなく、細く深くゆっくりとおへその下まで到達するように。
次に、床を足の裏で均等に踏みしめて、ゆっくりと歩く。
この時は、すぐに踊りだそうとせず、先ず呼吸を深く整え、そして体の要求に耳を澄まして、ゆっくりと動きだす。
常に、“息を深く吐き、その反応で吸う”
その状態から始まる踊りは、恐らく、最初に体が動くのではなく、自己のおへその下の丹田と大地が繋がり、それによって子宮がエネルギーに満ちあふれ、そして徐々に満ちた体が上へと繋がりたい欲求により、腕が動き、内面のエネルギーを解き放つように腰が動く。それがベリーダンスの表現の根源かもしれない。
“月は受け入れてくれる。太陽は与えてくれる。”
Nadiaの述べる月は、我々の”邪気”を受け入れ、そのあとの吐く息に溢れた”無垢の願い”を受け入れてくれる、とのこと。
何億万年と輝いてきた月は、これからも我々を静かに見ていてくれるだろう。
満月のあと、欠けていく月、そして満ちていく月と自己との関係を、ワークショップ以来、私は観察し続けている。
時が経てば経つ程、深い内容のワークショップだったと思う。
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また再来日され、アラブ世界の聖なるダンス を日本で伝えて頂きたいです。
ナディア、ありがとうございました!
reported by Maanika
更新日:2019.07.24 Wednesday