JOURNEY THROUGH THE CHAKRAS チャクラ ジャーニー with Daphna Gurwant Kaur レポート
クールでナチュラルな衣装デザインで大人気のHIKARIさんからのご紹介で、バリ在住のヨギーニ、Daphnaの来日ワークショップが、12/26の夜、ルハニのスタジオで開かれました。
JOURNEY THROUGH THE CHAKRAS with Daphna Gurwant Kaur
チャクラ ジャーニー with ダフナ
元々NYに暮らし、ダンサーだったというDaphna。現在はバリを拠点に、クンダリーニ・ヨガ(Kundalini Yoga)のマスターとして世界各地でワークショップを開催しておられます。穏やかさの中にもしなやかな強さを感じさせる、とても美しい方です。
クンダリーニ・ヨガは、インド出身の創始者、ヨギ・バジャン(Yogi Bhajan, 1929-2004)によって、1968年に北米から世界へともたらされました。他のヨガのような難しいポーズをとるのではなく、日常生活の中で実践できるヨガとして知られます。
Daphna のワークショップは、「あなたの探しているものは、すでにあなた自身の中にあります」という語りかけから始まりました。
そして、床に蓮華座になった私達は、Sat Nam(サット・ナム:真実の自分)というマントラ(Mantra)を呼吸とともに唱え、その音の振動(vibrations)を感じながら、 チャクラの美しい旅へと出発しました。
坐骨をしっかり地面につけて根を下ろし、身体で円を描くように大きく揺らして、奥底に眠っているクンダリーニを覚醒(awareness)させます。そして、第1チャクラ(Root Chakra)から第7チャクラ(Crown Chakra)まで、7つのエネルギー・センター(energy centers)をクンダリーニが背骨(spine)を伝って上昇していくのを、じっくり時間をかけて味わっていきます。
Daphnaは「ご自分を制限しているもの(boundaries)を突破(break)するには、怒り(anger)や強い感情を持つことも必要」と語り、時にスピーディで激しい動きをすることも。
最後に第7チャクラに到達した時には、言いようのない幸福感(happiness)とエクスタシー(ecstasy)の光に包まれているような感覚を覚えました。
ワークショップの後半は、元ダンサーのDaphna らしく、再び7つのチャクラを順に覚醒させるチャクラ・ダンス(Chakra Dance)を行いました。それぞれのチャクラに合った絶妙な音楽のセレクションで、大地を踏みしめて歩いたり、瞳を閉じて踊りながら歩いたり…。時には童心に帰り、時にはsensualな気分で、体が目覚めていくのを感じながら踊っていきました。
2時間あまりの魂の旅を終え、楽しく質疑応答して、最後に記念写真を撮る段階になった時、Daphnaが参加者に「みんなが先生なのよ。(Everyone is teacher.)どうぞ真ん中へ」と呼び掛けてくれました。彼女の何気ない言葉の持つ大きな意味に、私達の師・Nourahさんも、「わぁ、いいこと言うなぁ…!」と深く感銘を受けていました。
ワークショップ翌日の木曜に、Daphnaは三人の子供を連れて、LAへと向かいました。お嬢さんを大学へと送りつつ、そこで行われるヨガの著名な師の教えを受けに行くのだそうです。「私自身にもnourish,つまり栄養をあげないとね。みんなもBaliに来てね!」という言葉を残して。
深くてミラクルなクンダリーニ・ヨガとチャクラ・ダンスの旅。Daphnaの語った「yogaでもdanceでもmusicでもいいの。毎日実践して、真の自分を探求してね」という言葉を胸に、新しい年も、ダンスシスターたちとともに、豊かな時間を味わっていきたいと思います。
後記 Zelal
更新日:2018.12.31 Monday