Ruhani Bellydance Arts 〜Celebration 〜女神のソロショー2016を振り返って
神話の中だけだと思っていた
世界中の女神たちの存在。
何気なく女神を選んだようで
まるで写し鏡のような女神と自分。
自身の内側の女神とコネクトし
そしてそれをシェアするということ
内側から溢れた光を放ち
他者を照らし、共に光輝いていく。
**・。Ruhani Bellydance Arts 〜Celebration 〜女神のソロショー2016のレポートより 。一部ダンサーの考察や感想を紹介させていただきます・**
●Dancer / Cicek(Goddess:ドゥルガー)
物凄い数の魔人達とひたすら戦う勝利の女神。倒すぞ!という勢いと共に、彼女にとって戦うことはきっと喜びで(使命を果たす喜び、楽しさ、躍動)、その「エネルギー」を表現しました。
●Dancer / Latte(Goddess:Apsara)
インドの神々や英雄たちがこぞって彼女に惹かれる美しくも官能的な女神。
大地から蛇のように螺旋を描きながら、宇宙へと立ち昇るエネルギーと共に、女性のフェミニンでワイルドな力が立ち昇るのをイメージ。
当日は思いもよらず野性的な自分と向き合うこととなり、戸惑いを覚えながらも、自分に隠された魅力を他人から受け取る贅沢な瞬間を思い出し、次第に心地よくなっていきました。
●Dancer / Marie Madeleine(Goddess:Kari)
黒き物 黒い母とも呼ばれ、破壊と再生の女神。チャクラを開き牙をむき、口からは下を垂らし、血と殺戮を好む戦いの女神。
血液を全て吸い付くして倒した シヴァ神妃パールバティの憤怒相 。カーリーの強く美しいところを表現できたでしょうか。
バックの月は三日月で、シヴァさまの頭についています。シヴァさまをイメージして。
●Dancer / Noilly(Goddess:Selene)
ギリシャ神話の夜の監視者セレーネー。
夜空にポツリと浮かぶ月のように孤独で、生真面目な性格であった女神セレーネーは、愛しい人と夢の中で交わり50人もの子供を産みました。
冷たさと温もりを併せ持つ月光、まさにそれを表現したかったのですが、皆様を照らせていたでしょうか。
●Dancer / El(Goddess:Artemis)
月の女神アルテミスを踊りました。
こんなに素敵な月の下で踊れたことに、本当に感謝。踊れることの幸せを噛み締めました。
●Dancer / Hina(Goddess:Hina)
ハワイとポリネシアの月の女神。ダンサーネームであるHinaを演じました。彼女を通し、表現したかったものは、『愛』。
明るい南国の雰囲気の衣装を纏いながらも、それに反した少し切ない彼女の心の内に触れてもらえたら嬉しいです。
●Dancer / Zelal(Goddess:Freyja)
北欧神話の女神 フレイヤは、二面性を持つ女神。戦死した兵士の魂を癒し、天国へと誘うValkyrieの女神の1人とされ、戦いの女神とされます。同時に、ロマンチックな恋愛と音楽を愛します。そこに何の矛盾もありません。
Freyjaのキーワードは”大胆さ=Bold”。しかしこの大胆さとは、表面的で突飛なものではなく、無意識のうちに眠っていた自分らしさを覚醒させることと理解し、Freyjaを選びました。
♪♪ Music: Loreena Mckennitt “The Mystic’s Dream” ♪♪
曲は以前から温めていたカナダ人女性シンガーソングライター。ケルト音楽をベースに、ペルシャやトルコなど多様な民族楽器も駆使し、エキゾチックなのに懐かしい不思議な音楽が魅力です。
この曲はケルト神話をベースにしていますが、歌詞までも、まるでフレイヤの世界観を描写しているかのよう。愛する人を捜して天界を駆け巡り、目に飛び込んでくる厳しくも美しい自然の森羅万象を歌っています。
●Dancer / Juno(Goddess:Yemanya)
海の創造に関わったとされる、アフリカ・ブラジルの女神。
〜黄金のチャンス〜
今まで準備してきた全てのことは、あなたとともについていきます。躊躇してチャンスをつかまなければ、潮の満ち引きが必ずやってくるのと同じで、また別のチャンスが訪れます。色々な周期を楽しみながら経験を重ね、疑う気持ちは洗い流しましょう。
〜止まらずに流れ続ける時間〜
心がリラックスしているほど、いい波・人生を流れていけるのでしょう。
海の中を人魚のように気持ちよく泳ぐように。南国ブラジルのサンバを思わせるドラムソロを、パッションとともに。
●Dancer / Romi(Goddess:Green Tara)
観音の慈愛の涙から生まれたターラ。
みなさんへのloveを想いをながらターラを踊らせていただきましたが、私自身が一番穏やかで凛とした心地よさを頂いた気がします。
●Dancer / Maeve(Goddess:Medoūsa)
蛇の髪を持つ 美しく恐ろしげな女神。
あえてダークな女神にもフォーカスしていくのは、輝かしく美しいだけではなく、ときには憎しみや人生の悲しみ、影の部分にもフォーカス。それを光華させ、自身の闇の部分をも浄化できるように。
●Dancer / Papatya(Goddess:PELE)
今思い返しても一瞬で涙が浮かびます。
舞台でいろんな人の顔が見えました。
ペレを踊ることで結局1番勇気付けられたのは自分自身だったような気がします。
●Dancer / Maanika(Goddess:Brigid)
ケルトの偉大な母なる女神 。
火 、詩、癒し、出産、そして結束。私の中のブリジットに寄り添い踊りました。それはとても力強く美しい体験でした。
いかがでしたでしょうか?
美しい人生を分かち合う、2年に一度の素晴らしい祝祭、Goddess Festival〜女神のソロショー〜は、7月8日(日)月見ル君想フにて、開催されます。
詳細はこちら
どうぞお楽しみに♡
更新日:2018.06.09 Saturday