10/19(木) スタジオルハニにて、Nourahさんのオーガナイズにより急遽開催された、旋回ワークショップ with Sercan Çelik

導かれるように集まったメンバーと、終始ステキな時間を共有し、Sercanのわかりやすく優しいリードによって、自身の内側と心地よくコネクトできたように感じます。

参加したメンバーからのステキな感想を、レポートふまえつつ、いくつかシェアさせていただきます。

＊*＊*＊*＊*＊*＊*＊*＊

「ただ音楽を聴いて、自分の内面と向き合うこと」。そんな言葉から始まった旋回アーティストSercanのワークショップ。

「人の声に一番近い」とSercanが語るNayの音色でスタジオが満たされ、私達もゆっくりと心を鎮めていきます。

最初に、13世紀初頭のイスラム神秘主義の偉大な詩人、Mevlana Celaleddin Rumiの本来の教えや、基本の姿勢、左足と右足の使い方といったポイントを分かりやすく教えてくれたので、心をオープンにし、ただひたすら音楽に身を任せて旋回しました。

「もっと速く!もっと速く!」と言われるままに何度か回っているうち、全身の力が自然と抜け、自分の身体の境界がなくなって、遠心力と浮力のせいなのか、身体が浮かんだような錯覚をおぼえた瞬間がありました。あれは何だったのでしょう…。

最後にSercanが旋回のスカートを着せてくれたので、少し回ってみたら、すごく重くて…。フワッと揚がるような旋回が出来るようになったら、まったく新しい世界に行けるのかもしれないと思いました。

スーフィーの高僧は、弟子が修行を経て旋回が出来るようになったら、スカートをくれるのだそう。なので、焦って手に入れるのではなく、練習を重ねて、自分に合った本物のスカートが手元にやってくるのを楽しみに待ちたいなと思います。

家に帰ってSercanの今日の動画を見ていたら、息子が「これ、スーフィーでしょ。回っているうちに神様と一緒になるんだよね。寝ないで済むようにこれでコーヒーが発達したんだって」と興味津々。世界史の先生が教えてくれたそうです。

高校卒業したら、息子とバックパックでまたトルコ行きたいな、といろいろ夢が膨らみ、久々に心が豊かになった一日でした

（Zelal）

＊*＊*＊*＊*＊*＊*＊*＊

素敵な時間でしたね。

更に旋回してゆくのが楽しみになりました。

（Maanika）

＊*＊*＊*＊*＊*＊*＊*＊

ありがとう、Sercan Çelik。旋回しながら光に戻っていきました。そして自分を愛することができました。

私たちは元々、光だった。そのことを思い出しながら、光に戻るためにそれぞれがその旅を続け、そしてまた深い愛を知り与え、光へと還っていくのでしょう。

（Latte）

＊*＊*＊*＊*＊*＊*＊*＊

今回、このような貴重な機会を与えてくださったNourahさんへ改めて感謝します。

そして、嬉しいお知らせです。

今回のSercanによるセマー（旋回）ワークショップで得た学びを、ルハニで定期的に開催している11/19(日)12:00〜15:00の読書会 -Reading Circle- の中でシェアされます。

ちょうどこの回が、旋回 Whirling Danceのパートの翻訳となります。

読書会の参加者からの熱い希望もあり、NourahさんがSercan WSの学びもシェアして下さいます。また、動きに加えて、Rumiの教えや思想、儀式の意味などを分かりやすく紹介した英語のドキュメンタリーを上映することになりました。

翻訳のご準備は不要です。

ご都合のつく方はぜひご参加下さい。

 

更新日：2017.10.25 Wednesday