Nereides – べリーダンサーNOURAHが演出・プロデュースする船での定期イベントですが、今回はスペシャル企画で天王洲の寺田倉庫KIWAで5公演(すべて内容は変わります)開催します。
その第一弾はスーフィーギャザリング。
定期的にルハニベリーダンスアーツにて小規模に行われている会ですが、今回はフェスティバル的に天井から日光が降り注ぐ広いスペースの寺田倉庫にて開催です。
出演ダンサーのパフォーマンスの後、トルコのスーフィーダンサーDervish in Progress主催Ziya Azaziのガイドの元、美しいスーフィー音楽に身をゆだね参加者が思い思いに回る体験型イベント。
旋回舞踊が初めての方、踊るのが初めての方もご参加いただけます。
回るだけです。
シンプルです。
そのシンプルに回る中に深い体験があります。
スーフィズムに興味のある方、スピリチュアルなダンスが好きな方、中東文化に興味がある方、男女ともにどなたにでも開かれています。
コロナ感染拡大防止のために十分な間隔をとって回ります。そのため人数限定で行います。
●日時: 11/14(日)
13:30 Open
14:00 Start
15:00(15:30) Close
●出演: Ziya Azazi, Nourah, Maanika, Aynaz, Mayuko, RuMina, Yaprak 他
*Ziya Azaziはオンラインでの出演となります
●DJ: NAKAMULLAH, KGee
●場所: 寺田倉庫 Kiwa 天王洲
●参加費: 4000円
●申込先:
https://thc21111401.peatix.com
photo from Ziya Azazi
【Ziya Azazi】
— English follows Japanese —
私たちが住んでいる混沌とした流動性の中で、何度も何度も何度も私たち自身を改革すること以外に、私たちに残されたものはありません…
90年代後半から現在に至るまで、ジヤ アザジのダンスの実践は、伝統的なスーフィーダンスの個人的、芸術的、概念的、運動的分析を反映し、主に実験的な旋回と繰り返しに基づいています。
これらのプロジェクトの注目すべき側面のひとつは、身体的意識と高いエクスタシーの状態の相反した知覚の同時表現でした。
旋回の速度と緊張が変容していく激しさによって引き起こすことができる精神的変化をアザジが個人的に研究することを可能にしました。
彼のダイナミックで楽しい振り付けは、通常の旋回のダルヴィーシュのイメージと古典的なスーフィーダンスを壮観な形に変え、既存の信念体系の境界に依存しない個人的な儀式の可能性を提案しました。
彼の作品は、高レベルのスピード、緊張、感情でダルヴィーシュを探求し、観る人々がこれらのムードに出会い、体験するためのスペースを作り出しています。
彼のパフォーマンスを通して、ジヤ・アザジは、喜びと恍惚とした旋回(それはトランスをもたらす輪と回転)の繰り返しで、ダルヴィーシュが彼/彼女の達成を楽しみ始める実現の瞬間を表現しよう追求しています。
*ダルヴィーシュ スーフィーにおける修業者の意味
With the chaotic mobility that we live in, there is nothing left to us than reforming our own selves again and again, and again…
From the late nineties up to the present, Ziya Azazi’s dance practices have been primarily based on experimental whirling and repetition, which reflect his personal, artistic, conceptual and motional analysis of traditional Sufi dance.
One of the remarkable aspects of these projects has been the simultaneous representation of contradictory perceptions of physical awareness and a high state of ecstasy, which has allowed Azazi to personally research the possible mental transformations caused by the altering intensities of speed and tension made possible by whirling.
Dynamic, joyful aspects of his choreographies allowed him to transform the usual whirling dervish image and the classical Sufi dance into a spectacular form, thus proposing possibilities for personal ritual, that do not rely on the boundaries of existing belief systems.
His work searches for the Dervish at a high level of speed, tension and emotion, and creates a space for the viewer to encounter and experience these moods.
Through his performances, Ziya Azazi seeks to represent the moment of realization when the Dervish begins to enjoy his/her achievement through the joyful and ecstatic repetition of whirling: the looping and spinning which leads to trance.
【NAKAMULLAH】
90年代初頭より演奏活動を始め、2000年頃からDJとしての音との関わりに傾倒していく。 テクノ、ハウス、ジャズ、ディスコ、ロック、アフロ、パンク、レゲエ、歌謡曲、民族音楽等ジャンルレスな選曲を続け、2011年頃よりイスラムをバックボーンに感じる音楽への傾向を強める。 現在、種々の音楽と共に同時多発的に共存する様々なパーティーを転々としながら至って地味にも誠実にDJ活動を続け、近年イスラム圏現地に於けるレコード発掘作業の際訪れたエルサレムでのプレイでの人種を問わないダンスフロアの盛り上がりは感動的な光景であった。
【Dj KGee】
神奈川県湘南生まれ。
3歳よりピアノをはじめ音楽漬けの幼少期を過ごし10代はバンド活動に明け暮れる。
1996年麻布のクラブSEVENにてDJ、イベントオーガナイザーとして本格的に活動を開始。
EthnicでTribalなChillout, Ambient, PsyTranceをプレイ。
「心地よい空間演出と刺激的、宇宙的なサウンド」をテーマとしている。
大型ライブハウス、老舗ホテルブランド、レストラン、ファッションショーやギャラリーでの選曲、ミュージシャンとセッションライブを行うなど多岐に渡り活動。
企業やメディア、商業施設のプロモーションやプロデュースなど各種イベントにも携わる。
2003年 Blue Note Tokyo系列のMotion Blue yokohamaを拠点とし、DJ, Live、イベントオーガナイズを行う。
2008年 Sony MusicよりCDリリース。
2011年より東京湾クルーズパーティー”Nereides(ネレイデス)”をJicooにて毎月開催中。
2020年 インドGOAにてDJツアーを行う。
ダンサー、パフォーマーのMirabelleとのユニット”Psygypsy(サイジプシー)”としても活動中。
またプライベートスタジオの運営、スタートアップ支援、プロデュースワークなどビジネスも多数手がけている。
【Nourah】
2005年よりトルコのバンドBaBaZuLaのメインダンサーとして毎年ツアーに同行。ヨーロッパを中心に十数カ国、100公演以上に出演する。 Alexander Hacke(Einsturzende Neubauten),Boom pam,CHICANO BATMAN,Dr Das(Asian DubFoundation),Fanfare Ciocarliaなど多くの有名アーティストと共演。 海外の新聞、テレビなどメディアへの出演も多く、高い評価を得ている。 国内でもFUJIROCK、東京ガールズコレクションなど数々のステージに出演。 高い即興性と深くスピリチュアルなスタイルで観客を魅了している。 東京湾を航行するクルーズ船『jicoo』でのネレイデス ベリーダンス クルーズなど演出家、オーガナイザーとしても多彩なイベントを主宰。 Sema Yildis,Serap Su,Reyhan Tuzsuz,Thalia Alexandra,BaBa Zula,Boom pamなど海外アーティストの来日公演も多数手掛けている。 講師としてはRuhani Bellydance Arts(渋谷区神宮前)を主宰する傍ら、トルコのインターナショナル・ベリーダンスフェスティバルから毎年招聘されるなど、豊かな経験を生かして国内外で後進の育成にも力を注いでいる。 2016年には講師歴10年周年、ベリーダンサーとして15年周年を迎える。
【Maanika】
ベリーダンサー兼講師
ルハニ・ベリーダンス・アーツ所属
幾度となくトルコへ渡り、ターキッシュオリエンタルスタイルやロマのダンス、音楽、旋回を学んでいる。オリエンタル、エスノキャバレー、アンビエントオリエンタルを得意とする。
古代から続くベリーダンスを通して、自然や生命を祝福する生き方を追求している。
多くの人にベリーダンスの素晴らしさを伝えたい想いで踊り続けている。
2008年よりノーラに師事。
また2009年よりトルコで行われる旋回の集い“Sema”に参加。旋回を通してワンネスを体感して以来旋回の魅力を知り、追求を続けている。
アンスーヤ、レイハン・トゥズスズ、セマ・イルディスなどの来日公演に出演。
ババズーラ、ラキィ・ダンジィゲールらと共演。
都内レストランやイベントなどで活躍中。
2014年よりルハニ・ベリーダンス・アーツ所属講師。
更新日:2021.10.24 Sunday